eMAXIS Slim S&P500は売るな。歴史が証明する「持ち続けた者だけが勝つ」という現実。

S&P500 握力向上 投資
S&P500 握力向上

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こんにちはsemi-richです。

「含み損になってきた…売った方がいいかな」

「暴落が怖くて積立を止めようか迷っている」

こういう相談を、よく耳にします。

気持ちはわかります。自分の資産が目に見えて減っていく恐怖は、数字で理解していても、体が震えるくらい怖い。

でも、はっきり言います。

売ったら負けです。

私自身、2020年のコロナショックや2022年の大暴落でも、2025年のトランプ関税ショックでも、eMAXIS Slim S&P500を1口も売りませんでした。

その結果が、資産1億円超えです。

今日は「なぜ売ってはいけないのか」を、感情論ではなく、歴史的なデータで徹底的に証明します。これを読み終えたとき、あなたの握力は確実に強くなっているはずです。


まず知るべき「S&P500の正体」

eMAXIS Slim S&P500が連動するS&P500指数とは、アップル・マイクロソフト・エヌビディア・アマゾン・グーグルなど、米国を代表する大企業500社の株価を束ねた指数です。

1957年から算出が開始されており、今年で約70年の歴史があります。

この70年間で、S&P500はいったい何回「暴落した」でしょうか。

答えは、数え切れないほどです。オイルショック、ブラックマンデー、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック、トランプ関税ショック……。

でも、その全てを乗り越えて、指数は過去最高値を更新し続けています。

これが全てです。


数字で見る「S&P500の圧倒的な実績」

感情論は抜きにして、まず数字を見てください。

年間リターンの勝率:71〜73%

1958年から2023年の66年間で、S&P500のリターンがプラスだった年は47回、マイナスだった年は19回。勝率は71%です。

3年に1回しか負けない投資商品なんです。

長期平均リターン:年率約10%

1957年3月から算出を開始したS&P500のこれまでの年率リターンは10.7%です。

年率10%というのがどれほどの数字か、シミュレーションで確認してみます。

【100万円を一括投資した場合】

▶ 10年後:約259万円

▶ 20年後:約672万円

▶ 30年後:約1,745万円

100万円が30年で1,745万円。約17倍です。銀行の定期預金(年0.1%前後)では、30年預けても103万円にしかなりません。

【毎月3万円を積み立てた場合(年率7%で計算)】

▶ 10年後:約497万円(元本360万円)

▶ 20年後:約1,853万円(元本720万円)

▶ 30年後:約5,667万円(元本1,080万円)

元本1,080万円が5,667万円に。差額の4,587万円が「複利の力」が生み出した利益です。


歴史上の全ての暴落は「一時的」だった

ここが最重要です。

S&P500の歴史を見ると、どんな暴落も最終的には回復し、必ず新高値を更新してきました。私が投資を始めてから経験した暴落と、それ以前の主要な暴落をまとめて確認してみましょう。

ブラックマンデー(1987年) 下落率:約-34% 高値回復まで:約2年

ITバブル崩壊(2000年) 指数は2000年に高値を付けた後、約50%近く下落し、底を打つまでに2年以上を要しました。さらに、下落前の高値を回復するまでにはおよそ7年という非常に長い期間がかかっています。

リーマンショック(2008年) S&P500指数は、2007年10月9日から2009年3月9日まで、約1年5カ月にわたって下げ続け、下落率は56.8%に達しました。その後、高値を更新したのは約4年1カ月後の2013年3月28日です。


ここからは、私が実際にリアルタイムで経験した暴落です。

チャイナショック(2015年8月):影響軽微 中国・上海株の急落をきっかけに世界同時株安が発生。S&P500は約-12%下落しました。ただ、投資を始めてまだ間もない時期で投資額が少なかったため、資産への影響はほとんどありませんでした。画面の数字が動いているのを、どこか他人事のように眺めていた記憶があります。

Brexitショック(2016年6月):初めて「痛み」を感じた 英国がEU離脱を決定した翌朝、証券口座を開いて初めて「資産が一晩で大きく減る」という体験をしました。当時はまだ投資額が大きくなかったものの、「本当に大丈夫か?」と不安になった最初の暴落です。その後は早期に回復し、「暴落は終わらない」という恐怖は杞憂だったと学びました。

米中貿易戦争ショック(2018年10〜12月):初めて「売ろうか」と思った 米中の関税合戦が激化し、S&P500は2カ月で約-20%下落。クリスマスイブに年初来安値を更新するという、なかなか気分の悪い年末でした。投資額も増えていたこの時期、含み損の絶対額がリアルに痛かった。初めて「売ろうかな」という気持ちが頭をよぎりました。でも売らなかった。翌2019年、S&P500は+28%超のリターンを叩き出して完全回復しました。あのとき売っていたら、この上昇を丸ごと逃していた。

コロナショック(2020年2〜3月):史上最速の暴落、最も怖かった 2020年2月19日から3月23日までの約1カ月で、S&P500指数は33.9%下落しました。この下落スピードは1987年のブラックマンデーをも上回る、史上最速のものでした。世界中で「経済が終わる」という空気が漂い、私の資産も大きく目減りしました。「今度こそ本当にダメかもしれない」と思った、これまでで最も怖かった暴落です。それでも積立を止めませんでした。結果、わずか約5カ月後の2020年8月にはコロナショック前の高値を完全に回復。売らなくてよかった、と心底思いました。

米利上げショック(2022年):精神的に最もきつかった1年 FRBの急速な利上げにより、S&P500は年間で約-18〜25%下落。さらにサテライトで持っていたレバナスが-70%超という壊滅的な下落を記録しました。資産の絶対額が大きくなっていたこの時期、含み損の額は過去最大でした。毎月の資産報告を書くのが、正直しんどかった。でもルールを守って、積立を続けました。2023年にS&P500は+24%で完全回復しました。

トランプ関税ショック(2025年4月):もう動じなくなっていた 2期目トランプ政権の大規模関税発動で世界市場が急落。資産も数百万円単位で減りました。でもこの時には、「どうせ戻る」と冷静に思えていました。2016年から数えて5回目の暴落体験。過去4回、全て乗り越えてきた実績が、確かな自信になっていたからです。その後、相場は急回復しました。


2015年から2025年の10年間で、私は5回の本格的な暴落を経験しました。

Brexit、米中貿易戦争、コロナ、利上げ、トランプ関税。

全部、回復しました。例外はひとつもありませんでした。

最も長くかかったのは利上げショック後の回復で約1年半。最も短かったのはコロナショックの約5カ月。いずれの暴落も、持ち続けた者が報われました。

でも、全部回復した。

例外はひとつもありません。


「売った人」と「持ち続けた人」の差

ここで残酷な現実をお伝えします。

コロナショックを例に取りましょう。2020年2月から3月の約1カ月で、S&P500は34%下落しました。

このとき、恐怖に負けて売った人はどうなったか。

底値の3月23日付近で売った人は、その後わずか5カ月で株価が完全に回復するのを、指をくわえて見ていることになりました。

しかも問題はそれだけではありません。「どこで買い直すか」がわからない。株価が回復し始めたとき、「また下がるかもしれない」と思ってなかなか買えない。結局、高値に戻ってから渋々買い直す、というパターンに陥ります。

売った損失+買い戻しの機会損失+精神的コスト。

これが「暴落で売る」ことのトータルコストです。

一方、何もせず持ち続けた人は?

5カ月間、含み損を眺めながら耐えるだけでよかった。そして気づいたら元に戻っていた。

どちらが楽で、どちらが儲かるか。答えは明白です。


「今が高値圏だから売り時」という罠

暴落時と並んで、握力を弱める典型的なパターンがこれです。

「S&P500は今高すぎる。一度売って、下がってから買い直そう」

この発想は、プロの機関投資家でも成功率が非常に低いことが知られています。

理由はシンプルで、「高値」は結果論でしか判断できないからです。2023年に「高すぎる」と感じて売った人は、その後2024年に+25%の上昇を丸ごと逃しました。2024年に「もう高い」と売った人は、2025年の上昇を逃しました。

「高いと思ったら売る」戦略を取り続けると、上昇のほぼ全てを逃します。

過去30年間のS&P500の勝率は73.3%、年間平均リターンは10.62%となっています。

年間で見れば4回に3回は上昇する指数を、「今は高い」と言いながら持たないのは、単純に機会損失です。


eMAXIS Slim S&P500である理由

「S&P500はわかった。でもなぜeMAXIS Slimなのか」

答えは信託報酬(コスト)です。

eMAXIS Slim S&P500の信託報酬は年率0.09372%。業界最低水準です。

仮に1,000万円を20年間運用した場合、信託報酬が0.5%のファンドと0.09372%のファンドでは、コストの差だけで数十万円単位の差が生まれます。長期で持つほど、コストの低さが資産の差として現れてきます。

また、純資産総額は7兆円に迫る規模で、国内最大の投資信託のひとつです。規模が大きいほどファンドが突然償還されるリスクが低く、長期保有に安心感があります。


私が暴落でも売らなかった理由

最後に、自分の話をします。

2015年に投資を始めてから10年間で、Brexit・米中貿易戦争・コロナ・利上げ・トランプ関税と、5回の暴落を経験しました。(一部暴落と呼べないほどの大した下落でないものも含まれますが)

最初のBrexitでは不安になりました。米中貿易戦争では「売ろうか」と迷いました。コロナでは本当に怖かった。利上げショックでは毎月の資産報告を書くのがしんどかった。

それでも、1口も売りませんでした。

理由はひとつです。

「暴落は一時的で、持ち続けた者が最終的に勝つ」という歴史的事実を、信じていたから。

信じられたのは、感情論ではなく、今日この記事で紹介したデータを知っていたからです。

データは嘘をつきません。S&P500の約70年の歴史は、「長期で持ち続けた者が報われる」という一点に集約されます。

暴落したとき。含み損になったとき。「売ろうかな」と思ったとき。

この記事を読み返してください。

そして、eMAXIS Slim S&P500を、ただ持ち続けてください。

それだけでいいです。


※本記事は筆者の個人的な見解に基づくものです。投資は自己判断・自己責任でお願いします。過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。

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