ESTA(エスタ)申請方法(ブラウザ版)~パスポート読み込みがうまくいかない場合など詳細説明~

ESTA申請手順 その他
ESTA申請手順

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こんにちはsemi-richです。

以前、ESTA(エスタ)アプリでの申請方法を記事にしました。

前回の申請時はアプリ申請しかやっていなかったのですが

今回はPCで申請ってどんな感じなんだろうと思ってやってみました。

感想としては「少しだけアプリでの申請が楽かな」でした。

そこで今回はブラウザでのESTA(エスタ)申請方法について記事にしました。

なお、ブラウザはchromeで実施しました。

この記事は以下の方を対象にしています。

  • ブラウザでのESTA(エスタ)の申請方法を知りたい。
  • ESTA(エスタ)の代行or詐欺サイトに引っかかりたくない。
  • ESTA(エスタ)アプリでの申請で注意すべきことを知りたい。
  • ESTA(エスタ)アプリでの申請がうまくいかないので対処方法を知りたい。

ESTA(エスタ)とは

USAの画像

ESTA(エスタ)は、短期の米国渡航に必要な入国審査制度です。

日本国籍の人が一般的な観光旅行や短期のビジネス目的でアメリカへ渡航する場合、

ビザの取得は必要ありませんが、ESTA申請が必須です。

ESTAはアメリカに90日以内の滞在を希望する非アメリカ人に必要となりますが、

就労・留学の目的の場合はESTA申請ではなくビザ申請が必要です。

また、永住を目的とする方もESTA申請の対象外であり、

長期滞在が可能なビザの申請を検討する必要があります。

ESTA(エスタ)を申請しないとどうなる?

ESTA申請せずに米国に入国しようとしても

米国への入国を拒否されますので御注意ください。

ESTA(エスタ)申請をしていないと

空港でチェックインできないようです。

ちゃんとチェックしてくれるんですね。

また、その場でESTA申請手続きをしても、

チェックイン締切時刻までに承認がおりない場合は

出発出来ないのでご注意ください。

以前は即時承認されていたのですが

最近は承認されるまで時間が掛かるようです。

出発の72時間前までに申請を完了するようにしましょう。

ESTA(エスタ)の有効期間

一度ESTAの認証を受けると2年間有効です。

ただし、ESTA有効期間内であっても

パスポートの有効期限日をもってESTAも無効になります。

ESTAが無効となった際には

新規パスポート取得後に

ESTAの再申請が必要ですので御注意ください。

パスポートが切り替わってESTA無効となってしまったのに気付かず

2年以内にESTAの申請が承認されたから大丈夫と勘違しないようにしましょう。

ESTA(エスタ)申請料金

料金

申請するのに、一人につき21ドル(2024/09/05時点)必要です

アプリでの申請でも公式サイトからの申請でも同じ金額です。

ここ数年で徐々に上昇しているので、

今後も料金が下がることはないと思われます。

(更に料金が高くなっていくと思われます。)

代行サイトや詐欺サイトは、上記以外の料金になっていますので

ご注意ください。

ESTA(エスタ)支払方法

支払方法はクレジットカード払いとPayPal払いのみです。

現金やコンビニ払いなどはできません。

一人で家族全員分の支払いをする際などは

申請者以外のクレジットカードでも支払い可能です。

ESTA(エスタ)申請は英語で入力が必要

日本語では入力できません。

英語での入力が必要です。

ESTA(エスタ)申請に必要な情報

以下を英語で入力する必要があります。

  • 住所
  • 電話番号
  • パスポート情報(番号、有効期限など)
  • 出生国
  • 勤務先
  • アメリカでの滞在先
  • メールアドレス
  • 緊急時連絡先
  • 両親の名前
  • SNSアカウント

特に住所は建物名や番地などの小さい情報から、

市町村、都道府県といった大きい情報の順に記載する必要があります。

日本と逆の順番で書きます。

申請前に英語の住所を準備しておきましょう。

ブラウザでESTA(エスタ)で申請をした感想

アプリ申請と比べるとブラウザ申請よりもアプリ申請の方が少しだけ楽だと感じました。

ただブラウザでの申請でもパスポートをカメラで読み取らせるのに苦労しました。

参考にしてもらえると幸いです。

ESTA(エスタ)申請方法

ESTA(エスタ)公式サイトを開く

ブラウザ(chromeなど)を立ち上げ、以下の公式サイトを表示します。

Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection

以下のような画面が表示されます。

検索で最上位に表示されるサイトでも代行サイトである可能性が高いです。

(公式サイトもそうですが)アメリカ国旗や自由の女神などを大々的に表示し、

極めて公式っぽい代行サイトが最上位にヒットしますので十分に気をつけて下さい。

申請情報入力

マウスポインタを画面右上の「ENGLISH(U.S/U.K)」に合わせると

色々な言語が表示されるので「日本語」をクリックします。

表示が日本語に変わります。

「新規に申請を作成する」をクリックします。

「個人による申請」をクリックします。

セキュリティに関する通告画面が表示されるので

画面下部の「確認して続行」をクリックします。

申請画面に遷移します。

「免責事項」について内容確認し、画面下部の

「はい、上記の説明を読み、内容を理解し、これらの条件に合意します。」をチェックします。

「The Travel Promotion Act of 2009」について内容確認し、画面下部の

「はい、上記の説明を読み、内容を理解し、これらの条件に合意します。」をチェックし

「次へ」をクリックします。

「旅券をアップロード」画面が表示されるので「旅券をアップロード」をクリックします。

「VWP対象パスポートをアップロード」画面が表示されるので

「カメラから」をクリックします。

パソコンのカメラが起動します。

フレームにパスポートの顔写真のページが全て収まるようにして

画面左の「●」をクリックして撮影します。

ここで読み込みが出来ないことが多くあるようです。

私も以下の原因で何度か読み込みに失敗しました。

  • 光の反射でパスポート文字が読みづらくなっている場合
  • ピントが合っていなくて文字がぼやけている場合

上記のような場合は、反射の原因となっている照明を消したり

照明の当たる角度を変えたり、ピントが合うまでパスポートの位置を

少しづつ動かしたりして正しく読み込まれるようにして下さい。

読み込みが行われると「表示と確認」画面が表示され

パスポートから読み込まれた情報が表示されます。

表示された情報が正しいことを確認し「申請への追加」をクリックします。

「申請」画面が表示されるので画面下部に情報を入力していきます。

全てを入力したら「次へ」をクリックします。

入力した情報が正しいことを確認し「確認して続行」をクリックします。

以前に同じパスポートで申請をして有効期限が残っている場合などは

以下の画面が表示されます。

「新規申請の操作を続ける」をクリックします。

「電子メールの確認」が表示されるので「コードを送る」をクリックします。

受信したメールに記載されたコードを入力し「コードを送信する」をクリックします。

正しいコードを入力できていると

以下の画面が表示されます。

必要情報を入力していきます。

全て入力し終わったら画面下部の「次へ」をクリックします。

「投稿情報の入力」画面が表示されるので同様に情報を入力して「次へ」をクリックします。

「適格性についての質問」が表示されるので同様に情報を入力して「次へ」をクリックします。

「あなたの申請内容」が表示され、これまで入力した内容が表示されるので

正しいことを確認して緑色のボタン「確認して続行」をクリックしていきます。

最後に画面最下部の「次へ」をクリックします。※

※全ての「確認して続行」がクリックされると、画面最下部の「次へ」がクリック出来るようになります。

「今すぐ支払い手続きを行い、申請を完了する」が表示されるので

必要情報を入力し画面下部の「今すぐ支払う」をクリックします。

支払方法の画面が表示されるので「デビットカードまたはクレジットカード」を選択して

「続行」をクリックします。

クレジットカード情報を入力し、画面下部の「続行」をクリックします。

支払い情報の確認画面が表示されるので、

内容確認し仮面最下部のチェックをした上で、「続行」をクリックします。

以上で申請は終了です。

承認状況を確認するために申請番号が必要になるので、

申請番号は必ず記録しておきましょう。

ESTA(エスタ)申請後の承認までの時間

承認の画像

何も問題なければ数時間後に承認されます

ただし承認されるまで最大で72時間程度かかるらしいので、

余裕を持って申請しましょう。

申請でミスをしてしまった場合、

または申請したけど却下されてしまった場合などに備え

出発の2週間前くらいには承認されるくらい余裕を持ちたいですね。

注意事項

入力間違いは許されない

入力間違いは許されない画像

申請時に入力間違いをすると、再申請が必要になり

申請費用は無駄になるので入力内容は慎重にチェックするようにして下さい。

入力間違いをしたまま申請して入国しようとすると、

虚偽申請をしたということで入国拒否されてしまうかもしれません。

くれぐれも慎重に入力とチェックをするようにして下さい。

私は妻に入力内容を確認してもらい

二重チェックを実施しました。

ブラウザ申請する場合は、代行or詐欺サイトに注意

詐欺師の絵

ブラウザでESTA申請する際には注意が必要です。

ネット検索して、上位に出てくるサイトは

公式サイトっぽい見た目でも、代行or詐欺サイトです。

公式は以下だけです。これ以外は代行or詐欺サイトです。

Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection

代行サイトは、アメリカ国旗などを大きく表示し

極めて公式サイトっぽい見た目で申請者を騙し

色々と入力させて、料金も表示せず

申請したら高額請求されるという悪質っぷりです。

そもそも代行と言っても、代行サイトに依頼するには

ESTAで必要な情報を自分自身で入力する必要があるので

申請者は一切楽になっておらず、代行してもらうメリットがありません。

(旅行会社に日本語の情報だけ渡して代行申請してもらうのは楽だと思います。)

高額請求されたとしても、申請代行してくれたらまだマシで

もしも詐欺サイトに入力してしまうと

個人情報を悪用されてしまうリスクがあります。

これに対してアプリで申請すれば

代行or詐欺サイトに引っかからなくて済みます。

それにしても、こんなに悪質な代行or詐欺サイトで

被害者も多く出ているというのに

なぜ取り締まらず放置しているのでしょうか。

googleでの検索結果のトップに公式サイトが表示されるだけでも

かなりの被害は防げると思うのですが。。。

早くこれらの悪質なサイトが撲滅されることを願います。

ブラウザで申請したらブラウザでしか申請状況を確認出来ない

アプリで申請した場合、アプリで申請状況を確認出来るだけでなく

公式サイトでも申請状況を確認出来ました。

でもブラウザで申請した場合、ブラウザでは申請状況を確認出来ましたが

アプリでは申請状況を確認出来ませんでした。

どういう仕組みなのかは分かりませんが、

申請が見つからずヒヤッとするので注意しましょう。

ESTA有効期間中の2回目以降の旅行時に内容変更申請は不要

ESTAの有効期間中であれば、

2回目以降の旅行時に滞在先の変更は不要なようです。

例えば、ESTA申請時の滞在先がハワイで

ESTA有効期間中にアメリカ本土に旅行する場合

ESTA申請の滞在先がハワイになっているはずです。

このように滞在先がESTA申請内容と異なった場合でも

入国審査でNGとなることはないようです。

(ただし責任は取れませんのでご自身で確認をお願いします。)

『ESTAの内容変更申請』おやぐまさんのビザ・入国・出国に関する質問・掲示板【フォートラベル】| ロサンゼルス(Los angeles)
おやぐまさんからの質問「ESTAの内容変更申請」に関するQ&Aページです。ロサンゼルスのビザ・入国・出国に関する疑問があれば日本最大級の旅行クチコミサイト フォートラベルで質問してみよう!

【参考】入国審査は厳しくなってきている?

完全に個人的見解なのですが、

最近アメリカの入国審査が

厳しくなってきているように思います。

これまでは「別室送り」になる人を

目の当たりにすることはありませんでしたが

最近よく見るようになりました。

また厳しくなる前は「滞在目的は?」「何日滞在する?」「滞在先は?」

のうち1,2個くらいの質問で終わっていたイメージだったのですが

「現金はいくら持っている?」「帰りのチケットを持っているか?」「職業は?」などの

即座に回答するのが難しい質問をしてくるようになりました。(2024年時点)

特に女性が一人でハワイに来た際には、厳しめにチェックされるようです。

うろたえないようにあらかじめ想定問答を覚えておくのも良いかもしれません。

良く聞かれる質問は以下をご参照ください。

入国審査で聞かれることって?英語が話せない人向けの質問・回答リスト
海外旅行の際、必ず通らなければならない「入国審査」。初めての方や英語が苦手な方は「いったい何を聞かれるの?」「間違えたことをしたらどうしよう…」と不安になってしまうかも知れません。今回は入国審査の基本的な流れと、英語での質問・回答例をご紹介します。

まとめ

今回はブラウザでのESTA申請方法や注意事項などについて書きました。

慣れていない方は色々と苦労すると思います。

米国旅行する方にESTA申請で悩む方にとって

少しでもこの記事が役に立てば幸いです。

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